2026.02.27
「繰り返し縫って絞って染める、私の仕事」
藍染作家・村上千晶さんの制作から生まれる言葉、藍、作品への「可愛い」という感覚を表現したドキュメンタリー映像です。 村上さんの「可愛い」は、藍染の作品をつくる過程の中で、自身の及第点を超えた先に現れる感覚であり、作家になるまでの歴史、手が藍に触れてきた時間、そしてつくる行為への心情が合算されて生み出されているものです。本作では、その感覚をインタビューの言葉に加え、制作の中で生まれる「線」と「布の端切れ」に注目しています。 絞り染めの設計図として描かれる線をアニメーションとして可視化し、制作工程の映像に重ねることで、作家の思考の一部を分解して表現しました。 また、村上さんが制作の過程で生まれた布の端切れを重ね合わせ、保管していたコラージュ作品をお借りし、それを分解するかたちで映像表現に組み込むことで、感覚が層として積み重なる過程を示しています。 本作が、一人の作家の背景や感覚に共感し、つくることや藍への新たな視点を広げるきっかけとなれば幸いです。

烏谷 恒希
KARASUDANI Ko-ki
愛媛県 出身
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