-藍の學校-
これからのアートマネジメント及び作品制作を行う人材には『環境に配慮した持続可能な物作りの思考』が資質として不可欠です。工芸は長い年月をかけてその地域に最適化された歴史を持ち、環境に対する配慮や多様な生物との共存への試みの蓄積があります。その知恵を文化、技術、科学など様々な視点から改めて捉え直すことで『環境に配慮した持続可能な物作りの思考』を抽出できると考えました。
本事業は世界各地で文化を形成している「藍」を通して工芸の文化を再考し、日本の工芸から世界の工芸へと視点を移しながら現代社会に求められている新しい思考を見出し、これらを踏まえてこれからの文化の中核を担いうる人材の発掘、育成を目指す実践型プログラムを提供します。
【カリキュラム概略図】
座学や実践を通し、工芸の物作りについて
思考・知識・技術の向上を目指す4つのプログラム
「知識」では工芸の物作りの歴史や暮らしについてレクチャーや講演会を通して視野を広げ、「実践」では作り上げる過程や、次世代に伝えることを学び各分野の技術の向上を目指します。「材料」では種から原材料を育てることで物作りの思考を育み、「展覧会」では藍の學校で制作したプロダクト・文章・写真・材料・道具の展示やギャラリートークを開催し来場者と共に物作りについて考える場を提供します。
対象:
伝統工芸作家・芸術家・芸術系メディア(書籍・webメディアなど)編集者・教育関係者・大学教員をはじめとした研究者・自治体・企業の芸術企画担当者・文化施設担当者・一般市民・大学生・美術館・博物館の学芸員 など
HOW TO APPLY
申込締切日 2024年5月31日 Fri
申し込み
「Study room 1・2・3」、「原点の手触り」の申し込みが開始されました。
募集締め切り5月31日(金)まで
PROGRAM
募集締め切り5月31日(金)まで
琉球藍の産地である沖縄に滞在し、琉球藍の製藍、藍建の技法を学びます。また、琉球藍と物作りとの関わりを探るために沖縄の伝統工芸である芭蕉布の糸作りを学び、紅型作家の工房を訪ねます。
授業開始2024年6月17日 (月)
参加費¥21,000(税込)*交通費など別途
開催場所名護(沖縄)・藍ぬ葉ぁ農場・びんがた工房くんや
カリキュラム
午前 10:00〜12:00 午後 13:10〜17:50
*悪天候・災害などのやむをえない事情により変更をする場合があります。詳細は別途受講生にお知らせいたします。
講師
課題・修了証明書
受講終了後1ヶ月以内に授業の最終レポートの課題を提出します。選択したコースの授業すべてに出席した受講生には、「修了証明書」を発行する予定です。
申し込みはこちらオンラインレクチャーやワークショップで、産地の魅力や背景を「言葉」と「写真」で伝えるプロセスを学びます。さらに実践では沖縄や京都で伝統工芸に携わる工房を取材し、文章と写真による記事を作成。グラフィックデザイナーと共に冊子を制作して、印刷入稿するまでを行います。
授業開始2024年6月14日(金)
参加費¥24,000(税込)*交通費など別途
開催場所沖縄・京都・京都芸術大学
カリキュラム
*悪天候・災害などのやむをえない事情により変更をする場合があります。詳細は別途受講生にお知らせいたします。
*授業以外の時間に宿題があります。
講師
課題・修了証明書
受講終了後1ヶ月以内に授業の最終レポートの課題を提出します。選択したコースの授業すべてに出席した受講生には、「修了証明書」を発行する予定です。
準備するモノ
カメラで撮影、パソコンで写真編集をしますので、カメラとパソコンが必須です。
申し込みはこちら藍と漆で藍漆の研究を行い、それを使用した藍漆糸を作ります。さらに、活用方法として現代に生かせるプロダクトを制作。物作りのプロセス実践をベースに、『藍漆糸×紅型×西陣織』の融合を目的としたデザインワークに取り組みます。
授業開始2024年6月12日(木)
参加費¥24,000(税込)*交通費など別途
開催場所玉藍工房(おきなわ工芸の杜内)・和⼯房明⽉・佐藤喜代松商
店漆工房
カリキュラム
*悪天候・災害などのやむをえない事情により変更をする場合があります。詳細は別途受講生にお知らせいたします。
*授業以外の時間に宿題があります。
講師
課題・修了証明書
受講終了後1ヶ月以内に授業の最終レポートの課題を提出します。選択したコースの授業すべてに出席した受講生には、「修了証明書」を発行する予定です。
申し込みはこちら「藍を愛でる」
なぜ、藍は古くから皆に親しまれているのでしょうか。種から育てる過程を通して、身近な「藍」を原点から再認識してみましょう。合わせて、対面ワークショップの開催(別途募集)や、講師を招いてオンラインレクチャーを開催します。
授業開始2024年6月28日(金)
(種まきは6月2日(日)予定)
参加費¥2,000(税込)
開催場所オンライン授業
カリキュラム
*悪天候・災害などのやむをえない事情により変更をする場合があります。詳細は別途受講生にお知らせいたします。
講師
滋賀県立陶芸の森館長
発⾏物 | 『愛でる通信』 の発⾏ 年4回 (6⽉・8⽉・10⽉・12⽉)予定
課題ついて
①藍を種(蓼藍)から育てる ②絹のハンカチを染める ③愛でる日記をつける
⽠⽣⼭workshop 受講⽣の中から20名後日、募集します(参加費別途・6月29日申し込み開始)
申し込みはこちら募集は7月10日(水)開始
TSUNAGU.US#1 | 参加費無料
オンラインレクチャー
過去と現代をつなぐ多様な分野の
コミュニケーターによるオンラインレクチャー
「伝える・つながる・受け継ぐ」
【Schedule】
8/23(金)
吉岡 洋
(美学者・京都芸術⼤学教授)
9/28(土)
前﨑 信也
(工芸文化史・京都女子大学教授)
10/25(金)
鈴⽊ 修司
(ゆいまーる沖縄株式会社 代表取締役・沖縄県立芸術大学 非常勤講師)
11/23(祝・土)
⼭元 桂⼦
(染色家・京都芸術大学 美術工芸学科専任講師)
12/8(日)
清⽔ 六兵衞
(陶芸家・京都芸術大学名誉教授)
募集は11月6日(水)開始
TSUNAGU.US #2 | 参加費無料
対面講演会
講演会・東アジア地域の藍⽂化を通して、
地域・⺠族との繋がりを其々の視点から。
「JAPAN BLUE―藍について―」
開催日
2025年 1月18日(土)・19日(日)
開催場所: 京都芸術大学
有内 則⼦
(四国大学 生活科学部人間生活科学科准教授・徳島県藍染研究会事務局)
「阿波藍・四国⼤学「藍の家」の取りくみ」
⼭崎 和樹
(草木染研究家・草木工房主宰)
「藍染と日本の色」
鳥丸 知子
(染織研究家・北京服装学院大学客員教授)
「中国貴州省・ミャオ族の藍」
⼤湾 ゆかり
(沖縄県⽴博物館・美術館主任学芸員)
「沖縄の藍」
Q & A
2つ以上のプログラムを受講することはできますか?
可能です。自由選択のプログラムとなりますので予定を合わせて受講してください。
Study room1・2・3の選出方法を教えてください。
応募者多数の場合は、応募動機を参考に藍の學校スタッフで選考をし、結果は後日メールにてお知らせをいたします。
有料プログラムの支払い方法を教えてください。
受講生に個別でお知らせいたします。
オンライン配信について教えてください。
WEB会議配信ツールのZoomを使用します。
宿泊について
study room1・2・3について宿泊を伴うフィールドワークについては宿泊ホテル(ホテルの指定はできません)を用意しています。*宿泊は無料となります。
<対象のフィールドワーク>
study room 1
対象者:受講生全員
日程:7月1日(月)〜7日(日)フィールドワーク全日程
※1〜5日は名護(沖縄)に滞在し6日は那覇に滞在します。
スケジュール、内容の都合で受講生は全員用意したホテルに宿泊して受講をする形となります。
study room 2
対象者:必要な方
対象講座:フィールドワーク(取材)①②沖縄、③④京都の取材のみ対象
日程:期間
①7月4日(木)、5日(金)、6日(土)
-名護(沖縄)滞在/6日に帰ります。
②7月7日(日)、8日(月)- 那覇滞在/8日に帰ります。
③7月20日(土)、21日(日)- 京都市内滞在/21日に帰ります。
④8月3日(土)、4日(日)- 京都市内滞在/4日に帰ります。
study room 3
対象者:必要な方
対象講座:フィールドワーク(沖縄研修)のみ対象
日程:期間 8月30(金)、31日(土)、9月1日(日)- 那覇滞在/9月1日に帰ります。
【問い合わせ】
ご質問はメールにてお問い合わせください。
info@ainogakko.jp
学校法人瓜生山学園
京都芸術大学 藍の學校lab.
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都芸術大学